一人暮らしに必要なアンペア数は?30Aで十分です

くらし

これから一人暮らしを始める方、電気の契約アンペアというものをご存じですか?

 

知っておかないとお金の面で損したり、不便な生活になるかもしれませんよ。

 

電気の契約アンペアってなに?

電気の流れる量をアンペア(A)と呼び、電気契約はアンペアという単位で決定される。

 

契約アンペア数に応じて、同時に使用できる家電が決まる。つまりアンペア数が高いほど多くの家電を同時に使用できます。

 

契約アンペア数は10~60Aあり、高いほどそれだけ基本料金も上がります。

 

東京電力で家庭の電気契約で最も多く契約される料金プラン「従量電灯B」を例として以下に示す。

契約アンペア(A) 基本料金 月額
10A 286円
15A 429円
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円

参照:ご契約アンペアの選び方(東京電力エナジーパートナー

 

なお、関西電力などエリアによっては契約アンペア制がない場合があります。

 

一人暮らしだと何アンペアあるといいの?

30Aあれば十分です。

 

以下に家電のおおよそのアンペア数を示す。

洗濯機 3A
エアコン 6.6A
冷蔵庫 2.5A
電子レンジ 13A
電気ケトル 11A
ドライヤー 12A
テレビ 2A
IHクッキングヒーター 14A

各家電のアンペア数の合計が契約アンペアより多いとブレーカーが落ちます。

 

例えば

寒いのでエアコン、冷蔵庫は常時、料理でIHクッキングヒーター使用となると、

6.6+2.5+14=23.1Aです。

10A契約の場合

IHクッキングヒーター使えません。

 

お金なくて超節約してる人とか、スマホ充電くらいで電気をほぼほぼ使わないよって人にはおすすめ。

20A契約の場合

20A契約だとブレーカーが落ちます。

 

一人暮らしであっても20Aだと同時に使用できる家電も少なくかなり不便です。

30A契約の場合

30A契約だと余裕もあり十分だと思います。

 

私は30Aで契約していますがブレーカー落ちたことないですし、不便と感じたこともありません。

40A~60A契約の場合

40Aなら同時に家電たくさん利用するって人は安心だけど、同時に使う機会ってそんなにないと思います。

 

50-60Aはまず要りません。基本料金も上がりお金の無駄です。

エアコンつけて、料理でIHクッキングヒーターや電子レンジ、電気ケトル使いながらドライヤーで髪乾かしますって人は必要です。

 

家電のアンペア計算方法

どの契約アンペアがいいか実際に同時に使用するであろう家電からアンペアを計算してみると良いでしょう。

 

家電にはどこかに消費電力が記載されています。

例えば

写真は小型テレビで消費電力は15Wです。

計算式は

 

電流(A)=電力(W)÷電圧(V)になります。

 

一般的な家庭用電圧は100Vなので

 

15W÷100V=0.15A

 

になります。

 

このように各々アンペア数を計算し、合計すれば必要なアンペア数がわかります。

 

まとめ

30Aで十分です。

 

不安なら40Aにしましょう。

 

ただし、一度契約すると1年は変更できないので注意してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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